子供たちに伝えている
『こんなお天気の時は喘息が出やすいゾ』と
いう事ついて書こうと思います。
喘息発作は、季節の変わり目や気温が下がる日に出やすいほか
気候の不安定な時期にも起こりやすくなります。
例えば、梅雨や秋、移動性高気圧や台風が近づいた時
寒冷前線が通過する時などは、症状が悪化しやすいので気をつけています。
気温が前日より5℃以上変化する場合も注意するように伝えています。
小さい頃は、風邪をひくと喘息が悪化するため、抱っこしたまま一夜を過ごすなんてことも多々ありました。
それも、成長とともに自身で喘息症状が出やすいシチュエーションを把握し、気をつけることができるようになってきたため、症状が出ることも少なくなってきました。
主治医の先生がおっしゃるには
小児喘息は小学6年生くらいまでに治療をしっかりしておけば、ほとんど治るそうです。
残念ながら、我が家では、小学6年生までは近所の小児科かかっており、その先生からは喘息と言われていなかったため、私の認識不足で、治療が遅れてしまいました。
ただ、
”おかしいな?なんでこんなに1年中、風邪にかかるのかな?
咳ってこんなに続くものなのかな?”
と気になっていました。
『中学に上がる前に、一度、大きな病院で診てもらおう』と思い、
今の主治医の先生がいる総合病院へ行き
検査の結果、気道がかなり狭まっていることが分かりました。
そこから3年間、喘息の治療をしましたが、気道の状態は、そこまで改善されませんでした。
ただ、体が成長し、体力も付き、喘息が出やすいシチュエーションが分かったことで
自分なりに対策をしコントロールすることで、以前のように喘息症状が長引くことは
なくなりました。
正直に言うと今でも『もう少し早く病院へ行っていたら』と悔やむことはあります。
”熱がないのに、咳だけで、病院へ行くっておかしいかな?”と躊躇せずに
長引く咳があるときは、病院で診てもらうことをおすすめします。
【追記】この当時、良く読んでいた本があります。
元スピードスケートの清水宏保さんが書かれた、この本に励まされました。
喘息がコントロールできると教えてもらった本です。
良かったら一度お手にとってみて読んでみて下さい。
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